うどん!う~ん・・・うどん!~食品加工学実習~
管理栄養士学科の「食品加工学実習」のヒトコマから。
私たちの身の回りには様々な加工食品があり、その製造工程や特色を
理解するのも管理栄養士にとっては大切な要素。
今回の実習は「うどん」です
まず、うどん粉に食塩水を加えて「ほぐすように」混ぜます。
その後に手のひらで力を入れて充分にこねて、表面が滑らかな弾力のある「ドウ」に仕上げます。
これをラップに包んでねかし、「打ち粉」をした台の上にねかせたドウを置いて
平たく伸ばした後、麺棒で伸ばしながら、3~4mmの厚さにします。
これを打ち粉をして折りたたみ、包丁で3~4mm幅に切り、生めんの端をもち、
打ち粉を除きながらほぐします。
大型鍋にたっぷりと湯を沸かし沸騰している中にめんをほぐしながら入れ、
目安15分程度ゆでたら出来上がります
実際に出来上がったものは各班同士で試食するのですが・・・
「同じ分量で作ったはずだったのに・・・」
「食感も違うよね・・・」
といった感想がありました
管理栄養士学科2年生では、このほかにもここまで、様々な食品加工学実習を通してきましたが、
思っていた出来上がりとの違いはいつも体験することです。
大切なのは「過程(工程)」における、ポイントにより出来上がりが大きく違うことを知ること。
調理と違い、食品加工では成分をより活かすということが明白になります。
加工食品が増える現代において、管理栄養士としてその理解は
これからますます大切なものになるでしょう