MOFジョエル・ドフィヴ氏特別技術講習会

日本から学ぶ 〜MOFジョエル・ドフィヴ氏特別技術講習会〜

北陸食育フードカレッジではフランス国家最優秀職人『MOF』による特別技術講習会が定期的に開催されていますハートたち (複数ハート)

その中にあって、本校に毎年来るのを楽しみにしてくださっているのがMOF製パン職人の「ジョエル・ドフィヴ」先生うれしい顔

毎年の来日の中で楽しみにしていること・・・それは「日本から学ぶこと」だそうです鉛筆

みなさんご存じのように欧州ではいわゆる“バゲット”等に代表される「ハード系」が主流ウィンク
固いバゲットを何度も噛みしめながら噛みしめることで生れる「甘味」が堪能できます。

「従来のフランス人は、“食”とりわけランチに時間をかける、一度自宅に帰って家族でゆっくりランチをして、それから職場に戻るというのも当たり前の文化だったんですよ」とドフィヴ氏。

「しかし近年は、経済の国際化の中でランチの形態も様変わり。「ソフト系」や「菓子系」で手軽に昼食を済ませる人も増えてきました。
「昼休みをゆったり食事に費やす」という習慣はみられなくなり少し残念ではあります。

しかし、時代の変化に対応しながら製パン業界の成長を守るのも私の役目ウィンク

そこで注目しているのが、日本の多種多様な「サンドウィッチ」と「菓子パン」なのです」鉛筆

「日本の主流は、近年こそハード系に着目した店舗が増えてきましたが、一般的な流通ではむしろ「ソフト系」のシェアが多いですよね?」
(なるほどその通りウィンク「新食感」「ふんわり」という表現のパン製品が主流なのは事実・・・)

「そして様々なお店で様々なサンドウィッチがあり、ソフト系が多く使用されていますよね?」
(確かに!)

「だから、その『感性』を本国に伝えるのも僕の役割でもあるんですウィンク 」

「と同時に、MOFとして世界中にハード系の素晴らしさ、『噛みしめて味わう豊かさ』を伝えなければとも感じています」

「変化を恐れず、常に基本に忠実でありながら革新的な文化を創造するのがMOFなんですよ」

MOFの匠の技を伝えるとともに他国のいい面をシンプルに取り入れるやはり、MOF文化は素晴らしいと感じるお話でしたわーい (嬉しい顔)

気がついたら、しっかり夢中!イキイキ、未来へ。

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