振り返って感じる事、豊かな食卓…基本の大切さ
調理専攻学科2年制
伊・仏の最終実習において、学生がコース料理を各班で担当しながら、御客様をおもてなしするという設定で、取り組みました |
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この日のコースは
○アミューズ:3種盛り合わせ(シューファルシ、鴨のロースト・リンゴのキャラメリゼ、ラングスティーヌ・パートブリック包み揚げ) |
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シェフのアドバイスのもと、学生は集大成として丁寧に取り組みました。
近年力を入れてきた「下拵え(したごしらえ)力」が、格段に成長したことが、今回全体の仕上げを際立たせました |
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「御客様役」を務めた職員からは、「多分みんな気づいていないと思うけど、入学して最初に苦労した「下拵え」が今日につながっていたね」 「入学してすぐの頃は、「これから先、どうなるんだろう?」と感じていたことが、今日取り組んでみて如何に大切か分かったんじゃないかな?」 との問いかけに、学生は深くうなづいていました 「野菜のムース系」は、本当に現代に大切なもの。 例えば、高齢者施設でキザミ食を必要なお年寄りの方や、乳幼児(月齢により、野菜の変化は必要)には、この応用で食生活が豊になることから、本校では、特に集団給食に内定した学生達には近年是非この導入をできるように、どんどん職場で頑張って欲しい!と力説してきました。 これなども、基本が活かされる逸品! 今回、学生は改めて「入学時からの基本」があって今があることを痛感したようです |
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実習後の振り返りでは、植松シャフから、技術的な指導とともに「上手くいかずに怒られることは当たり前」「先輩が・・・とか、何もさせてくれない・・・とか 理由を環境や人に転嫁するのはおかしい!」
「何故できないのか?上手くできないのか?を考え、根本を知ったらこの仕事は本当に楽しくなる!」 と、力強いアドバイスを頂戴しました。 最後の実習で、振り返って大切なことがたくさん理解できたようです |